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父の日と相続対策

父の日

相続税の節税対策として、財産評価の引き下げや、争族回避のために遺言書の作成や家族信託を検討するなど、技術的な対策ばかりがクローズアップされます。

しかし、実際に相続に関する争いを見ていると、その多くは被相続人と相続人間のコミュニケーション不足が原因なのが現実です。

今回は、相続関係者のコミュニケーション構築のきっかけの一つとして、父の日について調べてみました。

父の日をきっかけに、良好なコミュニケーションへの第一歩を踏み出していただければと思います。

目次

父の日の始まり

父の日の始まり

 父の日は、アメリカのソノラ・スマート・ドット(ジョン・ブルース・ドット夫人)が「母の日」にならって、父親に感謝するために白いバラを贈ったのが始まりです。
 なぜソノラは父親にも感謝する日を設けて欲しいと思ったのでしょうか。
 それは、彼女が育った環境に鍵がありました。
 ソノラの父親は、軍人でした。1861年、南北戦争が始まると、戦地へと召集されます。
 父親の留守中、ソノラの母親は女手ひとつで6人の子供を抱え、働きながら一家を支えていましたが、1865年に南北戦争が終結し、父親が復員するとまもなく、それまでの過労が原因で亡くなってしまいます。
 ソノラの父親は、再婚することもなく、家事や育児をしながら働き詰めの日々を送り、子供たちが全員成人した後に亡くなりました。
 この6人兄弟の末っ子がソノラです。
 ソノラは母の日があることを知り、父親にも感謝する日を作って欲しいと、1909年に牧師協会に嘆願しました。
 翌1910年6月19日に、父の日の最初の祝典が開催され、1916年の父の日の祝典で、アメリカ合衆国第28代大統領ウッドロー・ウィルソンが演説を行ったことで広く知れ渡ったといわれています。
 1966年にはアメリカ合衆国第36代大統領リンドン・ジョンソンが父の日を称賛する大統領告示を発し、6月の第3日曜日を父の日に定めます。
 父の日が、正式に国の記念日として制定されたのは1972年のことです。
 なぜ6月なのかというと、ソノラの父親の誕生日が6月だったからだそうです。

日本の父の日と黄色いバラ

黄色いバラ

 日本の父の日は6月第3日曜日です。意味は「父親へ感謝の気持ちを伝える日」です。
 日本で父の日が始まったのは昭和25年(1950年)頃といわれていますが、一般的な行事として広まったのは1980年代だそうです。
 そのきっかけは、デパートなどが販売戦略の一つとして、父の日をイベント化したことだといわれています。
 母の日には「カーネーション」を、父の日はというと「バラ」を贈りましょう。
 これは、ソノラが父の日に父親の墓前に白いバラを供えたことが由来しているそうです。
 バラの花の色は、母の日のカーネーションと同様で、存命する父親には赤を、亡くなった父親には白を贈るといわれています。
 しかし、日本では黄色いバラを贈る人が多いそうです。
 では、なぜ黄色いバラが定着したのでしょう。
 「黄色」は、世界で最も大切にされている色の1つ。
 イギリスには、昔から「黄色いものを身に着けると身を守ることができる」という言い伝えがあり、その黄色がアメリカに伝わってからは「愛する人の戦場での無事と帰還を願う黄色いリボン」となりました。
 このことから、黄色は、「命にかかわる大切な色」「愛と信頼と尊敬を表す色」として、世界各国に広まりました。
 日本には、1981年に設立された「日本ファーザーズ・デイ委員会」が開催している、「父の日黄色いリボンキャンペーン」があります。
 「父の日黄色いリボンキャンペーン」では、幸せや幸福の象徴である「黄色」を、「父の日」のイメージカラーとしています。
 毎年「ベスト・ファーザーイエローリボン賞」が選ばれています。
 このことから日本では父の日のイメージカラーが黄色になっています。

バラの花言葉

バラの花言葉

 ちなみに、バラの花言葉、「愛」「美」「清新」「幸福」。
 主な色の花言葉は
 • 赤 「愛情」「あなたを愛します」「情熱」「美」「強烈な恋」「すべてをつくす」
 • 黄 「美」「友情」「献身」「可憐」「あなたを恋します」「嫉妬」「薄れいく愛」「別れましょう」
 • 白 「純潔」「清純」「恋の吐息」「相思相愛」「素朴」「心からの尊敬」「約束を守る」
 • ピンク 「上品」「気品」「温かい心」「しとやか」「満足」「輝かしい」「美しい少女」「一時の感銘」
 父の日の花として定着している黄色いバラですが「嫉妬」や「別れましょう」という、父の日には好ましくない花言葉を併せ持っていますので、黄色いバラを贈る場合は、できれば1色だけではなく、他の色と合せて贈ると良いでしょう。

世界各国の父の日

世界の父の日

 日本以外でも世界各国で父の日があり、その日付や由来は様々なようです。
 日本と同じ6月の第3日曜日 が父の日の国は、アメリカ・カナダ・イギリス・フランス・オランダ・中国・アルゼンチン・キューバなどです。
 ロシアは、2月23日が「祖国防衛の日」とされ、軍人・退役軍人に感謝する他に、父親・夫・男性に感謝する日となっています。
 元はソ連の祝日で、1918年2月23日に赤軍が初の対独戦闘に勝利したことを記念し「赤軍の日」として制定され、1949年に「ソビエト陸海軍の日」と改名されました。
 ソ連崩壊後の2002年に、現在の名称でロシアの祝日となりました。
 イタリアやスペインなどカトリック系の国は3月19日聖ヨセフの日が父の日です。
 ドイツでは、国の休日である昇天日(復活祭の39日後の木曜日で、早ければ4月30日、遅ければ6月2日)が、「父の日」でもあり「男の日」や「紳士の日」とも呼ばれています。
 台湾は8月8日で、これは「パパ」(表記は爸爸)と中国語での「八八」の発音が似ていることに由来しています。
 オーストラリアやニュージーランドでは9月の第1日曜日が父の日です。

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